Uji-Brücke
Version vom 14. Oktober 2010, 20:44 Uhr von Psuchy (Diskussion | Beiträge)
Text | Übersetzung |
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浼浼横流 | 川の流れは激しく |
其疾如箭 | その速いことは矢の如くである。 |
修々征人 | |
停騎成市 | 人々は馬を止め、市をなす |
欲赴重深 | 川の中へ立ち入ると |
人馬亡命 | 人馬命を失い、 |
従古至今 | 古より今まで |
莫知杭葦 | 渡る方策が無い |
世有釈子 | 世に釈子あり、 |
名曰道登 | 名を道登という、 |
出自山尻 | 山城のひとである |
恵満之家 | |
大化二年 | 大化二年の |
丙午之歳 | 丙午の年に、 |
構立此橋 | この橋を建立し、 |
済度人畜 | 人や獣を渡したのである |
即因微善 | ささやかではあるが、 |
爰発大願 | s.u. |
結因此橋 | 「因」をこの橋に結んで |
成果彼岸 | 彼岸に「果」を結ぶという大願を発したのだ |
法界衆生 | 全宇宙の生きとし生けるものよ、 |
普同此願 | この大願に心を合わせよ。 |
夢裏空中 | 夢の中、現実の「空」の中を |
導其苦縁 | 苦しみを超えて導かれんがために |